たより34 乾物

みなさんは、乾物というと何を思い浮かべますか?


例えば、和食に使われる代表的な出汁も

昆布、鰹節、煮干し、干し椎茸というように乾物ですね。


その他、実にさまざまな種類の乾物があります。

穀物、豆、野菜、果物、種実、調味料、香辛料、お茶、魚介、海産物、肉

大きく分類してもこんなにあります。


例えば朝食に、ごはん、味噌汁、梅干しを食べるとします。

味噌汁は、昆布でだしを取り、具は豆腐とわかめにするとして。

乾物はいくつ使われているでしょうか?

①米

②出汁用の昆布

③味噌の原料として大豆、米など

④豆腐の原料として大豆

⑤乾燥わかめ

⑥梅干し(天日干ししたもの)


和食料理に乾物は欠かせないものだということがわかりますね。


では、乾物のいいところは何でしょう?

・保存性が高まる

・殺菌効果(天日干し)

・生の時とは違う栄養価

・生の時とは違う風味

・輸送のしやすさ

など

いろいろありますね。


忘れてはならないのが、太陽エネルギーを取り込んでいるところです。

これは、天日干しした乾物に限られますが。


ぽかぽかと暖かい日に外にいると気持ちいいですよね。そして、元気になりますよね。

食べ物も同じ。

もちろん、乾物になる前も太陽の力を使って成長するわけですが、

さらに、天日に干されることで、より凝縮した力強いエネルギーに変わります。


太陽ってありがたいですね。

この力強いエネルギーを取り入れてパワーアップしましょう。

な で し こ の 養生

健康回復・病気の予防・食生活・生活習慣の見直し